U+1F438 どうも私の中ではこんがらがっていましたね。
「たけし君ハイ！」と「少年寅次郎」。

U+1F438「たけし君 ハイ！」は北野武(ビートたけし)の短編エッセイ集
キャストは…
父・竹次�＝林隆三
母・鞠　子＝木の実ナナ　他
　父はペンキ職人で、狭い家の中でテンヤワンヤ動き回る家族、
出来の良い兄・大の進学のために懸命に応援する母、、
電柱の明かりの下で勉強する ありそでなさそな時代描写と家族のあっけらかんとしたテンヤワンヤが面白かった。

U+1F438 一方「少年寅次郎」は山田洋次 監督の小説「悪童 寅次郎の告白」
母・鞠子＝井上真央
父・平造＝毎熊克哉
　男はつらいよシリーズの前ブリ版？
　訳アリの捨て子だった赤ん坊の名付け親が御前様、逞しく育つようにと「寅次郎」と命名。
兄が病死し、本来なら次男坊として団子屋の「とらや」を継ぐ筈が、いつの間にか世人まがいのハンパな生き方、、
人の良い叔父夫婦と妹夫婦にこれでもか、というほどトコトン思いっきり迷惑かけて単細胞な人生をさ迷う。
　ペーソスというより日本全国を股に掛けて放浪し、人の情に絡むストーリーは暗いが 救いがあるのは「とらや」の家族が待っていてくれる…という甘えが底辺にあるからだろうね。
(1969年/フジTVタイトル「愚兄賢妹」、後に北島三郎の「意地のすじがね」の歌詞から「男はつらいよ」となった…らしい)